First Creation | 2007/02/06 |
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Last Update | 2007/02/06 |
前回のソイに味を占め、 2 匹めのドジョウを狙ってみた。ものの見事に玉砕。
今回は釣れた魚ではなく、来年、新港の冬で何を狙うか、というメモ書き。
前日は雪が積もっていた。昼過ぎには道路から雪が消えていたものの、普通は躊躇する気温である。それを、どっかの散財王がだ、新しいロッドを買ったから釣りに行こうと誘って来て、寒い中釣りをすることになった。この間のソイに釣られてのこのこついていく私も私だが。
6:30 に出発しよう、というので、 6 時過ぎに目覚ましを仕掛けておいたら、 6 時よりはるか前にメールが来て、どういうわけか 6:10 の出発になった。どれだけ気合が入っているんだ。
今回はブレス・サーモのシャツとボードウェア、さらにボードパンツを着込み、完璧な防寒装備で挑んだ。釣り場とスキー場なら許されるが、街中では人目が気になる格好である。
最初は前回と同じポイントでキャスト。しかしまったくアタリがない。早くも絶望的な雰囲気をまといつつ、防波堤の付け根部分に移動。下の写真のポイントである。
そこからテトラを掠めるようにキャストするものの、まったくアタリがない。
周囲を見ると、探り釣りをしている。何が釣れるのかと思ったら、タコだそうだ。ごっついカニのルアーでタコを釣っている。マグロ用ルアーで釣っている人もいた。だが、今年は水温が高く、さっぱり釣れないと言っていた。
水温が高い、のである。私の場合、ボード装備+カイロだから何とかやっているが、この気温を以って暖かい水温と言わしめるのだからタコ恐るべし。
貴重な情報を仕入れたので、ここに書きとめておくものとする。来年はタコを釣りたい。たこ焼きがいい。8 割方タコで占めるようなゴージャスなやつ。そのまま食った方がいいんじゃないかと思いつつ、あのグロテスクなやつを捌くのかと思うと若干不安が残る。
ちなみに、防波堤の先端までてくてく歩いていくと、アイナメが釣れるらしい。風除けのない防波堤の先端で、長々釣りをしてアイナメ・・・ご苦労なことである。まぁ、大物が釣れるというなら喜んで行くが、小物では割りに合わない。まぁ、釣りへの投資が割りにあったことなど数えるほどしかないが。
堤防の付け根の部分には、一見するとそうは見えないが、テトラがずっと伸びていて、かなりの高確率で根がかりポイントになっている。その上、猟師のロープの切れ端だの、切れた釣り糸だのが、さらに確率を上げてくれる。そのうち確変がきて、キャストするたびにフィーバーするかもしれない。 ( 筆者はパチスロをやらないので、言っていることはテキトーである。まぁ、このサイト自体がそうでないとは言い切れない。 )
2 、 3 年ほど前に、付け根部分からテトラに向かってウキ釣りをして黒鯛をあげたことがあったが、隣が石炭置き場になってからは、ポイント的によろしくない。ちょっと移動することにした。
危険なところへ Go 。
付け根部分から、テトラに飛び乗った。上の写真の、一番右下のテトラである。最初の 1 歩は重力に従って落ちるだけだから何とかなるが、次の工程が難しい。ちょっとした高さを上らなければならないのである。竿を持って片手で上るには、かなりの運動能力が必要となる。しかも、一度テトラに降りてしまうと、引き返すこともできず、強制的にロック・クライミングをやらされてしまう。私は竿をテトラに立てかけ ( これがまた微妙なバランスで風が強いと落ちてしまう )、無理やり上って行けたが、身軽さに自信がない人は、防波堤に来た道を引き返し、ハシゴから上ってテトラを降りて来た方が良い。迂回する手間を惜しんで魚のエサになりたくはないだろう。自分が青イソメと同じ扱いを受けることを思えば、その程度の労力は許容すべきだ。
そこまで苦労したものの、結果はアイナメの小さいやつ 1 匹である。当然リリース。あまったエサもリリース。ふ・・・だから 500 + 300 円は多いと言ったんだ。
テトラの合間を縫って、仕掛けを底まで落とすためには、重いオモリでなくてはならない。軽いオモリだとテトラに引っかかって、なかなか底にたどり着かないからだ。魚は底にいるのである。途中にはいない。しかも潮が激しいと、軽いおもりではすぐ流されて根がかってしまう。
今度は、去年壊れてしまった竿の 2 継ぎ目までを使って、 30 号以上のオモリで挑戦するつもり。何てエコロジカル。貧乏がニクイ。