First Creation: 2004/07/20
Last Update: 2006/01/07
里帰りも終わり、いよいよ帰宅である。
8:50 に目が覚める。顔を洗って歯を磨いて、電車の時間は何時かと聞くと 9:04 とのこと。何!? 間に合わん!
急いで別れを済ませ、身支度を整えて駅にダッシュすると、すでにプラットフォームに電車が到着していて、間百髪くらいのところで出発されてしまった。アウチ! 仕方ない、バスで行くか……
横断歩道。信号が点滅している。走れば間に合うが、暑いし歩こう。信号待ちをしていると、いやな考えが頭の隅を掠めて行った。赤になる前に走っていなかったために乗り遅れるなんて事が……バカな、マンガじゃあるまいし、と振り返るとバスがいるじゃないか!
青になった瞬間ダッシュ! しかしまたもや間三髪くらいのところで置いて行かれてしまう。何なんだ……
走ったので汗が吹き出してきた。汗だくのままバスを待って、今度こそ乗り込んだ。行き先が微妙に違っているが、町中まで行ければいいのである。途中下車して町並みを冷やかす。店が開店している時間の通りを歩くのは何年ぶりになるだろうか。
学生時代に立ち寄っていた金物屋がまだあった。ふらりと店の中に入ると、10(5、12、15)徳ナイフ、アーミーナイフ、バタフライ、十手、手錠、指錠、ボウガン、矢、ダーツ、ナックル、etc…、物騒なものがいっぱいあるではないか。
この店、摘発されてないようで何よりだ。欲しいものは何もないので買わずに退去する。
高速バス乗り場に着いたのが 10:10。10:30 のバスがある。ナイスタイミングだ。無愛想な親父にチケットを注文する。「後ろの席で頼む」「お名前は?」「大森(偽名)」ふっ……。意味ありげな笑みを浮かべる私に気づきもしない。まあ当然か。本人姓の確認などしてもしょうがないし。私は頭にくると、この手のことをよくやるのだ。一種の憂さ晴らし。一人で悦に入っている。
高速バスに乗り込むと社内はガラガラで、1人 4席は使える。最後尾の席を獲得した私は、早速カメラを取り出し、撮影を開始した。
何を撮っているのやら。
車内では、持て余した時間で日記なんぞを書いていた。それにしても驚いたのが、高速で bitWarp が使えることだ。そしてネットし始めた途端にバッテリー消費量が上がったことだ。そうこうしている間に緑から黄色へ、そして「バッテリーを取り替えてください」と警告だ。ネットから切断して編集中のファイルを保存する。時刻は 14:30。およそ 4時間強か。なかなかもった方だな。その間絶えず mp3 を聞いていたし、ネットもしてたのだから。接続しなければ 5時間はいったはずだ。
電源を OFF (Windows で言うならスタンバイにあたる)にしてバッテリーを取り替える。電源を入れると、再起動になっていた。なるほど、そういう罠があったか。アダプタを装着しないままバッテリーを取り外すという行為は、Windows でいうならいきなり電源を切る行為にあたるようだ。
3分ほど待つといつものパスワード入力の画面が。パスワードを入力し、デスクトップの画面になったが、特に問題なく動いている。続きを書くとしよう。合間に撮影。
← 単なる空。色を変えてある。
右下の木がおどろおどろしい。
仙台駅到着が 15:30。意外と短い旅路だった。
家に帰って荷物を整理すると、妹から渡された包みがある。中を見るとチーズケーキ、それもかなりの量だ。一口ぱくり、うまい。粋なことをするようになったな。服の礼か?
さんざん散財したものの、こうしてみると、まあよい休暇だったのではないか。
さあ、明日から仕事だ。