First Creation : 2005/02/19
Last Update: 2005/07/03
カクテル辞典作成プロジェクト第2弾は、世界一贅沢なオレンジジュース。
シャンパンとは、スパークリングワインの一種だ。フランス・シャンパーニュ地方で作られる発泡性ワインだけがシャンパンと呼ばれることを許される。したがって、シャンパーニュ以外で作られたものはシャンパンとは呼ばないのである。
産地によってクレマン(フランス)、ゼクト(ドイツ)等の呼称がある。
今回使用したのは Nicolas Feuillatte の Brut Premier Cru - Reserve Particuliere (ニコラ・フィアット、ブリュット プルミエ クリュ レゼルヴ パルティキュリエール) である。
シャンパン・グラスにオレンジジュースを 50%、シャンパンを 50% 注ぐ。軽くステアすればシャンパンの泡でオレンジジュースと混ざってくれる。
ミモザの花のような色合いからその名がつけられたカクテルである。
材料はまだまだあるが、ミモザを作り続けるのも芸がない。というわけで、まったく異なるレシピで作ることにする。
他ではまずお目にかかれない、創作カクテルである。
WILKINSON(ウィルキンソン)のジンジャーエールとシャンパンを 50% で作ったカクテル。
名付けてバンブー・・・って、それはもう使われているからアンバー(琥珀)とでも名づけよう。なんて安易なんだ。
シャンディ・ガフ(ビール 50%、ジンジャーエール 50%)よりも癖がなく、あっさりしている。かなり美味い部類に入るのではなかろうか。ジンジャーエールの糖分でそれなりに甘口に仕上がっているので、食後のお酒に合いそうだ。甘いものが苦手という人にも、甘すぎはしないのでお勧めである。
シャンパンと、アンゴスチュラ・ビター 1dash と、角砂糖で作る「シャンパン・カクテル」という名のカクテルがある。
アンゴスチュラ・ビターはもともとベネズエラのアンゴスチュラ(現シウダード・ボリヴァル)の病院で、軍人のために強壮剤として作られたお酒らしい。苦味が強いリキュール、薬草系リキュールに分類される。
残念ながらアンゴスチュラ・ビターはどこにも売っていなかったので、同じハーブ系リキュールであるシャルトリューズ(グリーン)で作ってみた。
結果・・・大してうまくはない。失敗か・・・
シャンパンのハーフボトルをほとんど飲み干してふらふらである。しかしもう一杯作れるだけの量があったので、初心に返ってミモザを作った。やはり美味い。思うに、シャンパンでカクテルを創作してみとうと思ったら、あっさりしたジュースで作ると、まず失敗しないはずだ。そしていろいろ試すうちに傑作ができるかもしれない。