First Creation : 2006/08/14 Last Update : 2006/09/12 |
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Bloody Mary > Column > 2006/09/08 - Friday | ||||||||||||||||
BIND のセキュリティホールと車のチョイスBIND に 2 種類のセキュリティ・ホール セキュリティ組織の英 NISCC や米 US-CERT などが現地時間の 9/5、 BIND に 2 種類のセキュリティ・ホールが見つかったことを明らかにした。
特定のクエリを送信されると BIND のサービスが不正終了する場合があるとのこと。DoS 攻撃を受ける恐れがある。影響を受けるのは BIND 9.3.x / 9.4.x で、対策はパッチの適用やアップグレード。 私のカレ (Linux) は Slackware ( パイロットォ )一部の人々にとって懐かしいフレーズで始まった久々の更新は、 BIND のアップデートという、このページを見ているであろう人間にとってはほとんどどうでもいいような内容である。 期待に応えてさっそくアップデート。 まずはソースファイル置き場に CD ( カレントディレクトリ ) する。 # cd /usr/local/src # wget http://ftp.isc.org/isc/bind9/9.3.2-P1/bind-9.3.2-P1.tar.gz # tar xzvf bind-9.3.2-P1.tar.gz ソース置き場にセキュリティ対策済みの bind を解凍したら、オプションつきの configure を実行して make でコンパイルする。 # ./configure --disable-ipv6 --with-libtool --with-openssl=/usr/ssl # make # make install インストール前に BIND を止めて、make install を行い、いざ起動してみると、 /usr/local/sbin/named: error while loading shared libraries: liblwres.so.9: cannot open shared object file: No such file or directory というエラーが出た。どうやら BIND から liblwres.so.9 を読み込めないと怒られているようだ。 # ldconfig ( この辺はカン ) とやって BIND 起動。あれ、無事に起動した? ということは、今後は BIND を立ち上げる前にいちいち ldconfig しなければならないのか? それともこの一回で OK なのか? # ldconfig -p (略) liblwres.so.9 (libc6) => /usr/local/lib/liblwres.so.9 (略) liblwres.so.9 はちゃんとあるようだ。今ので認識したのだろうか。しまった、順序を間違えた。最初に ldconfig -p するんだった。 なお、 /etc/ld.so.conf には /usr/local/lib/ がちゃんと記述されている。 そういえば今回の件とは関係ないと思うが、以前 BerkeleyDB.3.3 を入れたことがある。 その後不要になったので削除したのだが、 /etc/ld.so.conf に /usr/local/BerkeleyDB.3.3/lib が記述されたままだった。VI で該当行を削除して再度 ldconfig した。 # vi /etc/ld.so.conf 該当行を削除してから # ldconfig それだけだと再起動時 ( めったにしないが ) BIND が立ち上がらないかもしれないので不安である。ldconfig すれば少なくとも起動するということが分かったので、解決策がみつかるまでの応急処置として、 rc.local の BIND 起動スクリプトの前に ldconfig を入れておくことにした。 configure から起動まで、作業時間 10 分程度。たまにセキュリティアップデートでハマるときがあるが、今回は比較的マシな部類。 車のチョイス先月末に車が届いた。毎日遊び呆けて Monthly ( 月記 ) の更新を忘れていた。久々にやるか。 時期的に、免許取得の後くらいの話。 その車を選んだわけ車を買うなら MR2 だと思っていた。もっともバイクに乗っていたから、車の必要性はさほど感じておらず、もし自分が車を買うのならば、という仮定での話であったが。だが、免許を取得したことで車が欲しくなり、ついに買う決心をした。ついにというかいつものようにというかは微妙なところだが。そして車選びが始まった。 私が欲しかった MR2 というのは、車体の中央にエンジンを置いた車だった。駆動方式は MR、ミッドシップエンジン・リアドライブ方式である。つまり、エンジンの下に後輪があるので、後輪にトラクションがかかって「走る」「曲がる」「止まる」というキャッチフレーズがつけられている。世間一般の評判は「曲がる」「曲がる」「曲がる」。雨の日なんか何回転するか分からない楽しみがある。 人によっては乗りにくいと思うだろうが、バイク乗りの私には小回りの利く車が良かった。だから、MR2 は第一選択肢だった。 ところが、私の免許は AT 限定である。最初はオートマの MR2 を探していたのだが、言うまでもなく、そんな車はたいてい MT が主流で、 AT というのはなかなか見つからない。 そんな折、ショップで MR-S を見かけたのである。 MR-S は MR2 の後継機である。その名の由来は MR2 Spider。日本ではその名で商標登録できなかったから MR-S になったらしい。ただし海外では MR2 スパイダーで売られていたりする。 仕様確認
何とも私好みの仕様ではないか。 軽く試乗してみた。 座席が低いせいで乗り込みにくいが、私的にはぜんぜんオッケー。 ドライビングポジションを取ってみると、なんと言うかワクワクしてくる。先日乗った VTEC 搭載のシビックも、やたらと回る楽しいエンジンではあったが、こんな気分にはならなかった。エンジンすらかけてないと言うのに。 こうしてみると、フィーリングやビジュアルというのは重要な要素だということが分かる。 0.1 秒にしのぎを削る世界の住人でもない限り、むしろ性能よりも大事なものかもしれない。 そんなだからこそ、人でもモノでも、見た目にだまされてしまうことが良く起こるわけだが。 理性と相談しながら、改めて車の用途を考えてみる。 ご無沙汰だな。 直感で生きてるからな。今回は金額がでかいので、ちょっと相談したい。 いいぜ。 普段はバイクだから、それほど運転しないに違いない。運転できる日は土日くらいのものだろう。 だったらバイクがあればいいんじゃないのか? 前提を覆すな。欲しいんだよ。荷物がつめるだろ。 購入は決定かよ。なら MR-S を前提に話を進めるが、その車には荷物はほとんど積めない。かなり狭いぜ? 別に引越しやろうってんじゃない。雨の日の買い物が便利になればいいんだ。 人だって二人しか乗れない。 バイクで二人乗りするよりは楽だろう。三人以上でつるむ時は誰かに車出させろって話だ。助手席にボードくらいなら積めそうだし、近場のスプリング・バレーくらいなら行けそうじゃないか。 MR-S で雪道か。むしろ逝くんじゃないか? うるさい。後輪駆動だから上りは楽と聞いたぞ。 下りがヤバイんじゃないのか。 下りはフロントに加重がかかるから大丈夫じゃないか? そりゃ路面がノーマルの状態ならな。冷静に考えれば、後部が重くて滑りやすいってことは、すぐスピンしやすいってことだぞ。FR ならともかく、MR だからな。 インテリアは貧弱と評判だったが、ドアについたバーが魅せるじゃないか。 話をそらしたな? それだって意味不明だけどな。運転席でアレが必要なケースが、ドアを閉めるくらいしか思い浮かばない。 変わってるから面白いだろ。 そんな感性だから変わり者扱いされるんだ。 うるさいぞ。2 シーターでありながらホイールベースが長く、実は窮屈さを感じさせないところがいい。 車体が長いなら初心者には運転しづらいんじゃないか? そんな車だからこそ、自分を磨けるはず。最高なのが、ゲーセン感覚のシーケンシャル・マニュアル・トランスミッション。 どうせだったら AT 限定解除して MT 買えばいいだろ? そんなに待てるか。一発取得に何回通ったと思ってる。 そこまで言うなら止めないが、金がないぜ。 う・・・ こんなにも気に入っていたのに、折り合いがつかなかったのは値段である。それがなければどうにもならない。世の中に、金では買えないものはたくさんあるが、逆もまた真である。 残念だが MR-S はあきらめて、セリカやロードスター ( 価格帯からすればこっちの方が高いが、弾数が多いので安いのもある ) 、ビート ( AT がない ) 、インテグラ等の情報を集めた。 さて、どうしようか。 その結果購入したのは MR-S である。 ・・・・・・ 不思議である。どうしてこのような現象が起こったのか、理解できない。 ォィ というわけで、最近は用もないのに買い物と言う名目でそこらへんを走り回る生活が続いている。そのうち泉ヶ岳で遊んでいるかもしれない。さあ、今日も夜の世界を満喫しよう。 待て、話は終わ・・・ブツ、ツーツーツー・・・ |
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