First Creation : 2006/08/14 Last Update : 2006/12/21 |
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Bloody Mary > Column > 2006/08/12 - Saturday | ||||||||||
山本町で釣りアイナメの一夜干は難しい。熟練の業が必要だ。 バイオリズムの低迷最近は釣りに出かけるときはだいたい不調だ。 前回は徹夜でふらふら、今回は 4 時間前まで飲んでいてふらふら。まるで誰かの生き様のようだ。 今回は、次回遠出のための前哨戦である。近場で釣ろうと言うことで、山本町の磯浜漁港へ。仙台からの所要時間は 1 時間ほどだったろうか。近いと言うほどでもないが、遠くもない。 磯浜漁港はあいにくの曇り空。車から降りて釣り場を下見すると、波が高いような気がする。 ・・・気のせいではない。堤防まで水がかぶっているじゃないか。 しかし私の記憶が確かならば、ここではイシモチが釣れたはずである。キスも釣れるらしい。 とりあえずやってみるか、的なノリで釣り開始。 仕掛けをつけて一投目。 100m は飛ばすぞーって勢いで投げた。糸はシュルシュルと出て行き、ついにはなくなってしまう。糸がピンと張っておもりは急転直下。切れなかったのが幸いである。前回、根がかりしたときにラインブレークしてしまったのだが、思いのほかリールの糸が短くなっていたようだ。おそらく、 100m もない状態である。 仕方なく、そ〜っとキャストした。遠投用の重くて長い竿でチョイ投げは悲しい。 エサをつけた仕掛けが、波が来るたび動きまくっている。竿の先端がポルターガイストだ。これでは魚の当りだか波の悪戯なんだか分からない。オモリが軽すぎるのだ。スパイク・おもりは買ってこなかったし。 投げっぱなしで放っておくと、どんどん沖から岸に運ばれてしまう。この竿はあまり期待できそうにない。これを置き竿にして、もう一本の竿でアクティブに攻めることにした。 いつもリュックに収めていて、会社帰り、気が向いたら海へ直行することもあるお気に入りの竿は、無理に釣具バッグに収めたらガイドの先端が折れて使い物にならなくなっていた。 うんざりしながら、もう一本持ってきた小さめの竿にブラクリをつけた。エサは青イソメ。ブラクリにチョンがけして、テトラ脇あたりを狙ってキャスト。 軽い当たり。早い。しかしエサだけ取られた。 小さめのハゼ針に変更、青イソメは小さく切ってしっかりつける。 キスが釣れた。 なかなかいい調子じゃないかと、何度かキャストしたものの、 2 〜 3 匹釣った後はぱったり当たりが来なくなった。群れがどこかに行ってしまったのだろう。 仕掛けをブラクリに変更して、青イソメをちょん掛けにし、テトラ脇あたりを攻めた。 しばらくすると、キスとは異なる当たりがあった。カレイとも違う。ちょっとだけ大物の匂いがした。リールを巻き上げていると、なかなか暴れてくれる。上げてみると 25cm くらいのアイナメだった。 当たりがないまましばらくやっていると干潮になった。 その割りに波は荒くて、堤防の先端で投げてた連れが頭から洗礼を受けていた。アフォだ。 タバコで体裁を取り繕っているのかもしれないが、服がびしょ濡れで笑える。 潮が引きすぎて釣りにならなくなったので、内向きの防波堤でぬるい釣りを展開する。当然さっぱり釣れず、さらにスコールになったために撤収。 釣果は、アイナメ 1 匹、キス数匹と、イシモチ 1 匹のみである。 リリースした小さいのは数に入れてない。 山本町から仙台に北上していると、天候が雨から曇りに変わっていた。 エサもあまっていたことだし、仙台新港にて釣りをすることになった。 結果は惨敗。フグ乱舞である。仙台新港でまともに釣れたためしが「あまり」ない。 連れが釣ったアイナメも、大した大きさではなかったからリリースしていた。 今日もイマイチ。先日の釣りが良かっただけに、残念である。 魚は私がアイナメを引き取り、一夜干にして食した。イマイチだった。アイナメの一夜干は難しいのである。 今度は唐揚げにでもしようと思う、とある夏の夜だった。 |
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