Bloody Mary  

First Creation : 2006/07/12

Last Update : 2006/07/29

Bloody Mary > Column > 2006/07/12 - Wednesday

一発試験-路上 ( 1回目 )

運転経歴書が必要・・・らしい

受験前

運転経歴書

路上練習につきあってもらった友人が、過去に免取になっていたおかげでひと悶着あった。

路上練習申告書 ( 路上で 10時間以上練習したことを記入する用紙 ) には、同乗者の所持免許取得年月日を記入する欄がある。

同乗者の資格は、免許を所持している期間が 3年以上である。友人が書いた日付は平成 15年 12月。今は平成 18年 7月。3年には半年ほど足りないのである。

しかし、私は路上練習を受ける前の段階で、同乗者は通算で 3年以上経過していれば問題ない、ということを、宮城県運転免許センターに電話して確認を取っていた。

その際、特に運転経歴書が必要と言う話もされなかった。では、いかに悶着があったのか、順を追って見ていこう。

1. 申請書の購入

17番窓口の横においてある受験票 ( 黄色い容姿 ) に写真を貼って、必要事項を記入する。

その後、路上試験の申請書を 3,400円で購入。

用紙の上半分の太枠で、書けるところだけ書けば OK。下半分の免許証みたいな欄には何も書かなくていい。

免許証のコピーをとるため、17番窓口の隣に書類一式を提出。

2. 適正試験

6番窓口で視力検査。

6番の試験官は、路上練習申告書の日付をみて、同乗者が 3年に満たないことに気づくが、 欄外に記載されていた、「私は免取される前は 3年以上経過していましたよ」 というサインと押印を見て納得。

そのまま 43番窓口に行くよう指示される。

3. 申請受付

43番窓口で、関係書類一式を提出。

仮免許証、路上運転申告書、先ほど購入した申請書、受験票 ( 黄色い用紙 )、運転免許証である。

やはり同乗者が 3年に満たないことに気づき、不審そうになるが、欄外の記載をみて納得。なんのつもりかは知らないが、赤い線を引いて OK を出してくれた。

4. マークシート記入

2F の技能試験待合室にて、マークシートを記入する。

全てを書き終わり、関係書類を提出したところで問題発生

試験官の言い分

  1. 所持免許取得年月日の日付が 3年に満たないから、試験は受けさせられない
  2. 欄外に、3年以上経過していると言うサインは、本人 ( 私の友人のこと ) の申告となるので認められない
  3. 運転経歴書を添えることによって、3年以上経っていることが証明される

私の言い分

  1. 路上練習申告書の記載は、欄内であろうと欄外であろうと本人 ( 私の友人のこと ) の申告であり、どちらが虚偽であろうと、この場で判断できる法的根拠はない。
  2. 虚偽の申請をして、後から免許を取り消されると言う注意を受けた。虚偽の申請と分かったら取り消せばいいだけではないのか。
  3. 路上練習を受ける前に、免許センターに電話して確認を取った。その際、運転経歴書の話は一切されず、問題ないということだった。

試験官は 1〜3 の内容でダメの一点張り。

私は 1 で触れたとおり、路上練習申告書の記載は全てが自己申告であり、取得年月日だけを信じて、欄外の記載を信じられない理由を詳しく説明して欲しいと争った。

もし虚偽と分かったら 2 の処置を取ればいいとまで言った。

また、以前免許センターに確認を取ったときに何も言われなくて、ここまでの試験管も運転経歴書の話は一切出てこなくて、何であんたのところでいきなり運転経歴書の話がでて、試験を受けさせないなどと言うことになるのか、と詰め寄ったら、私が電話に出たわけではないから知りません、とのたまわった。

私はこの時点で徹底抗戦の意思を固めた。

私が受けたわけじゃないから知らないなどと、免許センターの責任を受付者の責任に転嫁して済まそうとするなら、こっちにも考えはあるのである。

もし運転経歴書が必要なのであれば、運転経歴書を取得していない現時点で、私が行った路上練習も違法行為になるのか? 仮免を取り消されるのか?

気軽に会社を休めるわけではない。今回路上練習が受けられないとなると、私は免許センターから損害を受けたことになるがその点についてはどう考えるのか。

論じていある間にも、マークシートを記入した受験生たちが、一人しかいないその試験官に書き終わった用紙を提出し続けていた。

試験官はマークシートのチェックもしなければならないし、こっちの話もしなければならないしで大変そうだが、それこそ知ったことではない。この後の受験に響こうが、どうでもよいのである。

落ち着いて話すために、試験官は 1F の 43番窓口のところで待っていてくださいと言った。

閑話休題

ここまでで、なにやらえらいヒートアップしていると思われた方もおられるだろうが、私にとって、この程度はクレームでもなんでもない。

単なる正統な要求である。その証拠に、頭の中は冷静で、丁寧な口調は崩さずに話していた。

第一、ここで最悪の印象を与えてしまうと、後の試験に響くではないか。この時点で試験官の印象が良かろうはずもないが、それはそれ、これはこれである。

1F でしばらく待っていると、用事を済ませた試験官が、なにやら上役っぽい人間を連れて来た。

繰り返しにはなるが、1 〜 3 について話したところ、運転経歴書がないと、路上練習も違法行為にあたるということを言った。

ならば、免許センターの受付は、私に対して違法行為を促したのか、ということを言うと、こちらの不手際でもありますし、電話だと言った言わないの話になるので、特別にこちらで運転経歴を確認しますと言って折れた。

簡単に調べられるなら最初からそうしろと思ったのだが、その後の路上練習申告書に付け加えられた記載を見て苦笑である。

所持免許取得年月日のところに、経歴確認 H9.8.12 〜 H14.7.26 と手書きしてあるだけだ。

免許センターによる自筆証明(ワラ

これが法的根拠になるとはとても思えない。第一、次の受験が別の試験官だったときに、同じような悶着を起こすのではなかろうか。

まあ、その可能性はあったが、免許センターのやつが書いたと言えば黙らせられるか。

今回の件は私に軍配が上がったものの、その後に行われた路上試験では、その試験官が同乗者だった。南無。

結果は、お察しの通りである。

反省点

  • 乗り込んでからドアのロック忘れた
  • 交差点で、左右の確認が遅い ( もうちょっと前から右左折のウィンカーを出すように心がけよう )
  • スピードメーター気にしすぎ ( ちょっとくらいオーバーしただけでは減点はしない )
  • 路肩に停車している車を迂回するときの判断が遅い ( 早めに合図はだしておいて、対向車の様子をみながら止まるか進むかしよう )
  • 停止線オーバーで、採点中止 ( 試験自体は続行。路肩停止の車が多すぎて止まりきれず )
  • 坂道で毎回 2nd に入れる必要はない。エンジンブレーキはフットブレーキの補助なので、フットブレーキが多すぎるときに 2nd にいれよう。
  • シフトチェンジするときは、ボタン押さなくても大丈夫。ニュートラルと、ドライブと、セカンドはボタン押さなくても入るようになっている
  • 縦列駐車で入るときに右に切ってしまい、やり直した。我ながらアフォだ。
  • 縦列駐車で後ろをぶつけてしまった ( ハンドルのまっすぐなポジションが分からず、どうやったらまっすぐになるのか試していたら、バックしすぎた ) 。
  • どの道、停止線をオーバーした時点で終了なのである。
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