MCP 受験期

アタック・キャンペーン

CCNA の不合格がたたって MCP 受験が 1 ヶ月延びた。会社からは、「あれ、資格って、夏までに全部取るんじゃなかったっけ？　あ、そっか、今年は暑いからね。 9 月も夏だよね」と言われた。オレと同様、テキトーである。特に急ぐこともなかろうということで 9 月末に申し込みをすることにした。ギリギリまで原稿をあげない作家のようだ。

MCP と言っても種類は豊富にあって、 Windows XP のエンドユーザ向けの資格 ( MCP 70-271, 272 ) やら、 Windows Server 2003 等のサーバ管理者向けの資格 ( MCP 70-290, 291, 292... ) 、 Visual C# .NET での Web アプリケーション開発 ( MCP 70-315 ) 等、何をとっていいのか迷う。本当は MCP 70-315 を狙いたかったが、会社は何でも良いと言っていたので、とりあえず最も簡単そうな XP エンドユーザ向けの資格を取ってみることにした。

死ぬほどどうでもいい資格のような気がする。このために数千円の教科書を購入するのもバカバカしいので、オクで 1,000 円の問題集を購入し、適当にながめていた。死ぬほどどうでもいい問題が多かった。ほぼ暗記もの。根気だけの問題なので、気合を入れれば 1 週間で覚えられる。というわけでしばらく放置が続く。

9 月の下旬が近づくと、そろそろ受験会場に申し込みをしなければと思い、験のいいピアソン VUE で申し込み手続きを開始する。ところが、ピアソン VUE で MCP の申し込みをするには、バウチャーだかプロモーションコードだかのチケット？が必要で、それは団体申し込みのようなものらしい。個人だと申し込みできないっぽい。

仕方ないので、プロメトリックの方で手続きをすることにした。申し込みの途中で、やはりバウチャーとか必要とされる。アタック・キャンペーンとか訳の分からない言葉も出てくる。 Microsoft のページをよく読むと、 1 回の受験料で 2 回まで受けられるキャンペーン期間中らしい。そして、それを取得した上でないと申し込みできないっぽい。まあ損になるわけじゃないから申し込んでおくか。翌日、バウチャー番号がメールで送られてきた。その番号でプロメトリックに申し込みをし、いざ試験日を選ぼうと思ったら、土曜日が埋まっているではないか。

なんだそれ。アタック・キャンペーンとやらの影響で込み合ってるのか？

泣く泣く 10/6 (土) で申し込み。しかも 10:00 しか空いてねぇ。起きれるかな・・・

上司には不可抗力だから文句は Microsoft に言ってくれと言い、いよいよ受験。 2 ヶ月ぶりに訪れたので場所が分からず、遅刻するかと思ったが、何事もなく合格。 930 点くらいだった。合格点すら曖昧なように、大して記憶にも残らない試験だった。

試験が終わったあとは MCP 20-271 で得た知識はがらくた箱に放り込まれ、記憶の海溝に沈んでいる。もうそろそろ底に届く頃だろう。底に着いてしまうと、今後、意識表層まで浮上してくる可能性は低そうだ。無駄。まったくのムダ。