First Creation | 2007/05/07 |
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Last Update | 2007/08/27 |
久々の仕事で知恵熱が出た。
上司に指摘されて気づいたのだが、apache が落ちてた・・・まぁいいか。
先日の釣りでそら恐ろしいほどのドンコが釣れ、丸々と太ったヤツを泣く泣く ( 何故だ ) 捌いて食べたわけだが、そのときの光景(内臓)を思い出すだけで鳥肌が立つ。エラの周りにある何本もの細長い器官が・・・っ・・・
女の子のように、キャー、コワーイというレベルではないのである。「足多いのが嫌いな派」の人がゲジゲジやムカデ、ヤスデを見たときのような、もしくは「足ないのが嫌いな派」の人がナメクジやミミズを見たときのような、生理的嫌悪まで昇化した特別な感情なのである。どうやら私は「足多いのが嫌いな派」に属するようだ。たぶん 4 億年ほど前の祖先が、節足動物に親兄弟を食べられてしまったからだろう。その記憶を DNA の片隅に受け継いだ私としては、あの束ねられた細い器官がオゾマシクテキモチワルクテ、この文章を書いているだけで鳥肌が立つ。
いや、別に「そんな弱いアナタもステキ」・・・とか狙ってるわけではないのである。試しに腕をまくって見せよう。ほら。
しばらく活字から離れていたからどうなることかと思ったが、だんだん駄文を書く感覚が戻ってきた。取りとめのない風景を活字にするような、美しいが感情のこもらない文章を書いているより、自分の感じた感情にマイナス方向の因子とシニカルさを加え、思いつくままに綴った短い文章のいくつかを連結させて生み出すのが私のスタイルだ。写実派ではなく、印象派でもなく、表現派。・・・ただ言いたかったただけである。
その日、あと 30 分眠っていいなら 10 万やってもいいと半ば本気で思いながら、極上の眠りから無理やり身を引き剥がした私は、休暇で緩みきった体に鞭を打ち、へろへろと会社に向かっていた。いつものように「今日は仕事する気分じゃねぇなぁ」とか考えていたら、隣の車線を走っていた車が目の前に迫った。
運転手がヤバイ発作を起こしたのかどうか知らないが、その唐突さたるや、虹色の脳細胞から右手・右足へのパルスが少しでも遅れていたなら、白い羽と頭の上に輪っかを持った美人と「信じる心」についての生暖かい会話をする羽目になっていたかもしれないほどの際どさだった。黒い羽と尻尾を持った美女と、魂をかけたコンゲームに興じていた可能性もある。どのみちそういうお楽しみは、あと何十年か後に取っておきたいものだ。
久しぶりに怒鳴った。朝から大声を出して体力を消耗し、落ち着いたら落ち着いたで精神力も消耗した。散々である。
私は言いたい。オマエのようなヤツは三輪車にでも乗ってろ、と。いいとこチャリである。無論、原チャではない。電動式など 10 年早い。ダイエーで 4 桁で買えるママチャリで十分である。身の程をわきまえておけ。
そういえば釣りの帰り道、「止まれ」の横道からとんでもない勢いで突っ込んできた馬鹿がいた。友人があわてて面舵いっぱいにハンドルを切ったところにトラックがいて、さらに取舵でΩの字を描くように元の進路に戻り、事なきを得たことがある。もちろん、「危なかった。事故がなくてよかったなぁ」で済むわけがなく、もうすでに追いつくのは難しい程のタイムラグを必死の追尾でゼロにし、事故地点からホームセンターの駐車場までずっと携帯をしてやがった間抜けに、さんざん説教くれてやったことがある。そのとき私は助手席に座ってボケッと傍観していたのだが、帰り道、スゲー疲れたぁと言っていた友人の気持ちが始めて分かった。
何事も自分で体験するのが一番手っ取り早い。「体験させてくれてありがとう」という気にはなれそうにないが。