First Creation: 2006/02/19
Last Update: 2006/03/08
アっちゃんカッコイー
駅前どころか駅に留学
レッスン1 は ドア閉まります
武勇伝武勇伝、武勇伝でんででんでん
意味のないフレーズを覚えるのが好きだ。
スペースチャンネル5 (ゲーム)に始まってパラッパラッパー(ゲーム)、ラーメンズ(お笑い)の日本語学校ネタなんかもいい。同じフレーズを繰り返されると、どういうわけか反射的に口ずさんでしまう。
先日、何故か急に英会話がしたくなり、土曜日から一日中英会話番組を見続けていたりする。
朝から晩まで寝るときも、50話くらいの英会話ビデオをエンドレスで流し続けている。
ASP.NET の知識も仕入れつつ、平行で聞いているから、脳が処理の限界を超えて沸騰しそうだ。土日とも、夕方過ぎたあたりから頭痛がする。朝から脳を使いすぎたためだ。(ちなみに、このページを書くときはビデオは一時停止だ。とてもじゃないが、文章がまとまらない)。
で、英会話も、聞き取れないフレーズという点で、前述のものと共通点があることに気がついた。同じ会話を何度も繰り返しているところなんがグッド。私の遊び心を揺さぶってくれる。
ビデオを見ながらネイティブの真似をして、同じように発音している。そのうち、英語の会話がすんなり翻訳できたり、しゃべれるようになるのだろうか?
ここ二日の感触では、とてもそうは思えなかった。
何を言ってるのか分からないのは、まあ慣れればいいとしよう。問題なのは、私に、英語の文章を構成できない弱点があることに気づいたことだ。
普段から反射神経で会話している人間だから、まず日本語の文章を考えてから話すクセがない。普段の会話は、考えるより先に、相手に合わせた言葉が勝手に飛び出してくる。しょうがないからその言葉について考え、つじつまを合わせて会話を成り立たせている感じだ。
これを英語でやろうとしても、おそらくできない。従って、日本人にもっとも多いと思われるパターンで、まず日本語の文章をまとめ、英訳することになるだろう。
つまり、英訳よりも先に、日本語の文章をまとめると言う思考パターンを作っていかなければならないのだ。
無理とは言わないが、前途は暗いといわざるを得ない。バイリンガルはあきらめてヒアリングの力を身につけようか・・・
だいたい独学で覚えるというところに無理があるような気がする。
駅どころか自宅に留学だ。これって引きこもりでは・・・
まあとにかく金をかけないがモットーの私である。HTML & CSS、Perl、Java Script、PHP、MySQL などなど、Google パワーを消費しつつ、これだけの言葉をカタコトではあるにせよ、話せるようになったのだ。同じ要領でできないこともあるまい。要はやる気の問題、のはずだ。
独学と言うのは得てして効率が悪い。情報を HTML で保存するようになったこの時代、検索エンジンの性能が上がって簡単に情報を入手できるようになった反面、引っかかる情報は玉石混合である。
それが自分に必要な情報かを判断する情報もまた必要になってくる。こうなると際限がない。
カンが働いたときだと、すんなり情報を分析し、結果を得られるのだが、そうでないときは、ものすごい回り道をしなければならない。それができたときは、チョモランマの頂上から下山した登山隊のような有様になっているときがある。
何でこんな 1行のプログラムのために 1日を費やしたんだよーーーってときがあるのだ!
しかし、その無駄な労力と知識とが、今の私を構成したと思っている。
「貴方の命を奪うもの以外の全てが、貴方を強くするだろう」
by ニーチェ
現在、66Kg。元の体重まであと -4 Kg だ。これもまた試練なのか。