First Creation: 2006/02/12
Last Update: 2006/07/20
酒の席で
「マネーゲームに参加することにした」
と言ったら
「チャーリーって本当に考えないよね」
と言われてしまった。
しかし、そう見えないかもしれないが、考えてはいるのである。楽天的なだけだ。
精神面にはともかく、物質面では私は貴族階級ではないので、とりあえず種を蒔かないと収穫がないのが事実。
先週の日曜日、簡単ではあるが、友人に株のレクチャーを受けた。
株で一財産どころか、10 代先まで不自由なくくらせるだけの財産を気づきあげた人物の話を聞き、いっちょやってみようかという気になった。
すぐ影響される男である。昔、ブルース・リーが上映された次の日、「ワタッ」とか「アチャッ」とか言ってポーズをとっていたお子様が私だ。
株でもうけるポイントは単純だ。
安いときに買って高いときに売ればいい。
高いときに買って安いときに売って儲ける方法もあるようだが、株式の正当性からは外れているように見えて好きになれない。
いくら軽い気持ちでマネーゲームに参加する気になっているとは言え、空売りや先物取引に手を出す気はない。
あくまで値上がりを予想して株を購入したい。私は株に出資した分だけ会社利益の還元をしてもらえればいいのであって、分不相応な投資を行って失敗し、許容量を超えた借金をしてしまう人間にはなりたくない。
それに賭け事は胴元が得をするようになっている。一般のユーザは、得をするより損をする可能性が高いと言うリスクを背負っていると覚悟しなければならない。
このことを踏まえたうえで、投資方法をどのタイプにするかを考える必要がありそうだ。
例えば私が最近見ている 1700 円の株がある。
これを 1000 株所有したとする。Yahoo Finance を見ても、株は 1 時間毎に変動している。17000 円の株ともなると、一日で普通に 20 円は変わっている。
運が良ければ 30 円/株はいくだろう。1000 株で計算すると、1 日の利益は 30000 円にもなる。普通に働くより遥かに効率がよい。何故か腹が立ってきた。
手数料を差し引いたって 25000 円。これがデイ・トレードだ。
しかし私はそんなに元手がないし、1日中 PC に張り付いていられるほどマメじゃないので、おそらくデイトレードよりは長いスパン、1 日 〜 2 週間 程度の期間での投資になるだろう。
となると、ここ 1 〜 2 週間値上がりを続けている株を狙って購入することになるか。
気をつけたいと思っていることは、同じ値段で売買する投資を作らないこと。手数料分だけ損する。
短期売買の一点賭けはリスクが高いので、リスクヘッジとして長期投資も行う。
2005 年 9 月以降、株価は順調に値上がっているので、2006 年 4 月くらいまでは期待できそうな気がする。と勝手に思っている。
とある銘柄、9 月に 1000 円だったのが、今では 1700 円になっていた。1000 株単位の保有なので、5 ヶ月で 70 万の利益である。うらやましい。
300 円以下の株を 3ヶ月単位(3ヶ月、6ヶ月、9ヶ月、12ヶ月)で保有し、一気に倍額狙いしてみようか。
実は今の狙い目はライブドアだと思っている(笑
先日までかろうじて 100 円以上あったが、今みたら 91円になっていた。みんな倒産すると思っているんだろうか。
こういうのを 100 株ほど持っていたい気がする。これぞまさに Dead or Alibe。取らぬ狸の皮算用とはちょっと違う。
だいたいこんなカンジで、最初はお遊び程度に 10 万円から始めてみるつもりである。
10 万全てなくなることはないとしても、半分になる可能性はあるだろう。そう考えるとなかなか痛いゲームだ。
だが、久しぶりにワクワクしてきた。半年後はホクホクしているかもしれない。とは言いつつもガクガクしている可能性は否定できない。
天使が言う。「あり得ないとは、言い切れないなぁ」
(ちなみにエンジェルダカラ Zonaria angelicae angelicae なんてものがいるから、人生は侮れない。日本人の 37% が CM のやつかと思うだろう)
私の人生哲学は、「最悪の可能性に備えて対処方を考えつつ、楽天的に生きるべし」
カウボーイ・ビバップのフェイだって言っている。「人生をあらかじめ予想して、悲観的に生きるなんて気が知れないわ」
墓碑銘に「考えてはいたが活かせなかった男」と刻まれないように、今年は慎重さを身に着けよう。