First Creation: 2004/06/27
Last Update: 2006/01/07
二日がかりでヘルメット塗装を終了し、タイヤ交換をした日記である。
なんだ、もう 9:30 か・・・起きなければ。そしてメットは・・・
昨日、カラーを塗っていて垂れた部分が気になる。もっこりしている。冴羽リョウほどではないが。
関係ない話になるがリョウという字は JIS第一水準、第二水準に含まれないため、通常の方法では漢字変換できないのだ。
とにかく一度気になりだすと止まらない性格なのでカミソリで削ぎ落とすことにした。その後スプレーを吹いてごまかそうとするが、凹が目立ってしまう。思い切って #2000 の耐水サンドペーパーで磨いてみることにした。塗装が削れてきたが、凹凸は目立たなくなった。最初からこの方法を取ればよかった。タオルで表面を軽く拭いてから、スプレーをぷしゅー。乾かしてぷしゅー。だいぶマシになったな。
さて、そろそろカラースプレーが底をつきそうだ。ヤンキーじゃあるまいし、よくも一日で使い切ったものだ。ヘルメットはいいカンジに塗れたと思う。乾かしている間に部屋を片付けることにした。
正午、いよいよウレタン混合式のクリアー塗装である。クリアーで仕上げをすることによって塗装面を保護、数日もすれば市販品のように、硬質なカンジに仕上がるのだそうだ。ちなみに、今メットに触るとぺたっとする。指を押し付けるとストラディバリウスのように指紋がつきそうだ。いや、触ったことはないのだが・・・
混合式クリアーの缶は、底に金属棒がついていて、これを地面に押し付けることによって混合が始まる。ここから 12時間以内に使い切らないと、以降使えなくなってしまうというから、通常のクリアーとは一味違うということが分かってもらえるだろう。
いよいよ大詰めを迎えるようだ。ぷしゅー。乾かして、ぷしゅー。以下略。
友人が部屋を訪ねてきた。DENKODO 行かないか? クリアーを乾かしている間は暇だったので OK した。
店内を冷やかす私たち。コーヒーメーカーが 100K とか剛毅な価格設定がしてあって意外と楽しい。
フードプロセッサーのコーナーにきた。ふと見ると、展示品限り 20K ⇒ 10K の文字が。説明を読むと、切る/刻む、練る、薄切り、細切りができるらしい。なんと多彩な。コーヒー豆だって挽けてしまう。ちょっと惹かれる・・・いや、正直に言えばかなり・・・しかし塗装用品やらバイク整備やらで散財してしまった私には痛い金額だ。友人も止めた方がいいぞと言うので、後ろ髪引かれる思いで店を出た。
家に帰ってクリアー塗装再開。ぷしゅー。フードプロセッサーか、あったら便利だろうなぁ。ぷしゅー。そういえば最近料理しなくなったなぁ。ぷしゅー。ちょっとぐぐってみるか・・・ふむふむ、価格.com の最安値で 16K か。10K は破格だよな。
気が付くと DENKODO にいた。いたのだ。店員に話し掛けている男がいる。私だった。
「付属品を持ってきますから待っててください」 「はい」
しばらく待っていると、店員が付属品を持って現れた。いやな予感がしたのだ。付属品がひどく少ない。展示されていた場所には、少なくとも4種類のオプションがあった。細切り用のやつとか練るやつとか。しかし、それらの付属品が一つもない。どういうことだと詰め寄ると、それは隣の DFP-3J 用のものだという。つまり何か。私の買おうとしていたフードプロセッサー LPP2JW は、切る/砕くしかできないらしい。大根を細切りできないのか? ジュースも作れないのか? その通りだった。
「キャンセルします」
「・・・またのお越しを」
瞳が、二度と来るなと語っていた。
失意のまま家に帰りクリアー塗装再開。頭の中はフードプロセッサーのことでいっぱいだ。DFP-3J が 2万円か。あったら便利だろうなぁ。でもお金ないしな・・・ひとまず意識の外に置いておくことにした。しかし私は自分の性格を知っている。欲しいと思ったらもうダメだ。何をしても手に入れたくなる。
願わくば明日には記憶から消えていますように。私のもう一つの性質として、ひどく忘れやすいと言うことがあげられる。
そろそろクリアーもなくなりかけてきた。肺がシンナー漬けになったような気がする。それどころかクリアーで保護されてしまったかもしれない。気分が悪い。おっと、今、目眩がしたのはそのせいか?
今日は昨日レンタルしてきたビデオを観て寝ることにした。
ふと重要なことに気づく。タイヤ交換するの忘れた・・・