First Creation : 2005/09/13
Last Update: 2006/09/12
今日の会話
「Sleipnir の検索窓でドメインサーチできたらいいのにねぇ」
「ちょっといじればできるんじゃない?」
「ホント? やってやって」
「・・・・・・」(余計なことを言った)
デフォルトでは、C:\Program Files\sleipnir にインストールされているはず。Sleipnir のフォルダを開く。
user フォルダの中に、Windows にログインしているときの名前が出ているはずなので、そのフォルダを開く。
※ 以下の例では、「ログイン名」というユーザー名でログオンしている、と仮定。
Search.ini というファイルを発見。中身を見るとビンゴ。これを編集すれば OK のはず。ちなみに中身はこんなカンジになっている。(一部抜粋)
[SearchEngine] SearchEngineCount=151 SearchEngine0_Name="インフォシーク(Google)" SearchEngine0_First="http://www.infoseek.co.jp/PTitles?col=OW&qt=" SearchEngine0_Last="&svx=901908" SearchEngine0_Lock=0 SearchEngine0_Encode=3 SearchEngine0_Shortcut=9 SearchEngine0_Icon=5 SearchEngine1_Name="Google(日本語)" SearchEngine1_First="http://www.google.com/search?hl=ja&lr=lang_ja&ie=UTF-8&oe=UTF-8&q=" SearchEngine1_Last="&num=50" SearchEngine1_Lock=0 SearchEngine1_Encode=2 SearchEngine1_Shortcut=7 SearchEngine1_Icon=2 SearchEngine2_Name="goo" SearchEngine2_First="http://search.goo.ne.jp/web.jsp?MT=" SearchEngine2_Last="&IE=euc&type=sleipnir" SearchEngine2_Lock=0 SearchEngine2_Encode=3 SearchEngine2_Shortcut=15 SearchEngine2_Icon=23 SearchEngine3_Name="───────────────────────" SearchEngine3_First= SearchEngine3_Last= SearchEngine3_Lock=0 SearchEngine3_Encode=0 SearchEngine3_Shortcut=0 SearchEngine3_Icon=0
だいたいこれだけ押さえておけばいいだろう。
今回の依頼では、ドメイン情報を簡単に検索したいらしいので、その方法を考えよう。
今回のドメインサーチは、「!JP WHOIS」である。
検索後、アドレスが以下のような URL になったことに注目した。
http://whois.jprs.jp/cgi-bin/whois_gw?type=&key=odn.ne.jp&lang=
上記のアドレスをクリックすると、odn.ne.jp のドメイン情報が出力される。ということは、次のように編集すればいいのではないかと想像がつく。
インフォシーク(Google) は検索先として使ってないので、 以下のように変更した。
SearchEngine0_Name="!JP WHOIS" SearchEngine0_First="http://whois.jprs.jp/cgi-bin/whois_gw?type=&key=" SearchEngine0_Last="&lang=" # 上のやつ(0_First とまとめてもいいんだろうが) SearchEngine0_Lock=0 SearchEngine0_Encode=0 SearchEngine0_Shortcut=0 SearchEngine0_Icon=0
で、実際に検索したのが以下の画面。
正しく引けたのが確認できる。
なお、「!JP WHOIS」 は、JPドメインしか検索できないので、この調子で、.com やら .net 等の検索先も設定してやる必要がある。
オレなりにカスタマイズした search.ini をおいておくことにする。といっても「!JP WHOIS」と「ANSI Whois Gateway」の二種類を追加しただけだが。あとは要望があれば順次追加することに。ドメインサーチの所在を探すほうが手間だ。
所定の位置に上書き
編集するときに便利
秀丸あたりで、正規表現 ON にして、タブ( \t )を一括削除すれば search.ini になる。
使い方は、「c:\Program Files\Sleipnir\user\ログイン名\search.ini」ファイルを上書きして、Sleipnir を再起動すれば OK。