First Creation : 2006/02/13
Last Update: 2006/02/14
ASP.NET に触る機会があった。
HTML なんかメモ帳があれば十分だと思っていた。
実際 VWD を使ってみると、全てが GUI で賄える独特の世界観は、まさに Windows 特有のものだった。はまるひとははまるだろう。画像やテーブルはもちろんのこと、データベースを操作するのもマウスだけというのだから驚きだ。
ところが、何でもマウスでできてしまうために、操作方法を習得するのが面倒という罠があった。難しいと、使えるようになってやろうじゃないかという気になってくる。
天邪鬼。
ASP.NET の開発環境を整えるためには、いくつかやらなければならないことがある。といってもそれほどのことはない。
.NET FRAMEWORK 1.1 があっても問題はないが、旧バージョンは削除しておいてもいいだろう。
Windows 2000 や Windows XP Professional なら問題ないが、XP Home Edition だと IIS が入らない。(こともないが、ASP.NET を動かそうとすると非常に厳しいようだ)
ちなみに IIS とは、Windows 版 WEB Server のことだ。古代、ワーム(Nimda 等)の菌株になっていたが、セキュリティパッチが当たってよかったね。っていつの話をしているんだ。
Visual Studio 2005 Express のページからリンクをたどって Visual Web Developer のページを開く。
そこから CD イメージを拾ってくる。(最近版のイメージは、確か 2005/12/15 くらいにリリースされたはず)
Daemon Tools でイメージをマウントし、setup.exe でインストール。
この状態で、aspx という拡張子が IIS で動くようになる。
私の場合は、2005/11 月バージョンから VWD を利用していた。
アンインストール順序(SQL → Visual Web Developer → .NET FRAMEWORK の順が正しい)を間違えると、正常にアンインストールできないばかりか、インストールすらままならない。(インストール→アンインストールのチャレンジができない)
掲示板でこの症状に陥った人は OS を入れ替えたらしいが、私はそんな面倒は御免なので、上記 URL からたどれる Uninstall Tool を発見(当時はまだベータ版でリリースしていなかった)し、事なきを得た。
最初から提供してくれって話だ。
VS2005 Express をインストールすると、VWD が入る。この言い回しはおかしいか。
VS2005 Express Edition は、複数のプログラミング言語の統合版だ。Visual Basic はもちろん、Visual C++ や C# だって入っている。
Visual Web Developer は、VS2005 Express Edition に入っている、Web 開発ツールのことである。
というわけで、VWD を起動する。
さて、いよいよ次回からは ASP.NET プログラミングの始まりである。